@takahisa_
@takahisa_taniguchi さんの投稿、衝撃うけたのでリポストします!どんどん増える100円ショップ、考えさせられます😣
みなさん、感想コメントください!
【マレーシア現地の 「日本のゴミを処理している」場所を訪れました 】
台湾からマレーシアに来ました。 首都付近でゴミ問題につい て調査した後、ボルネオ島の熱帯雨林に移動して森林保全について学びます。
日本は分別が厳しい国なので、 「自分が分別して出しているゴ ミは、ちゃんとリサイクルされてるはず」 という方が多いよう です。
日本は、プラスチックの生産量、 消費量ともに世界でトップ3 に入る国です。
他のゴミと混ざっている、 汚れが付着している、 といったプラ スチックゴミをリサイクルするためには、 洗浄などが必要で す。
日本のように人件費が比較的高い国では、こういったプラスチックゴミのリサイクルは費用的に困難だそうです。
では、こうした 「汚れた」 プラスチックはどこに行っているか というと、アジア諸国へ輸出されていたのです。
身近な100円ショップ製品の製造元を見ると、ほとんどが中国 です。
これらの原料の中に、 汚れたプラスチックが含まれているそうです。
「安いものには必ず理由がある」
コストをできるだけ削減するために、 適正とは言えないリサイ クルがなされているそうです。
児童労働を含めた劣悪な環境下での労働、 汚水の垂れ流し、 使いものにならない部分の不法投棄、 野積みによる発火、 ダ イオキシンの発生など...
2017年、中国はついに廃プラスチックを含む資源ゴミの輸入 を禁止する措置を、 段階的に実施する事を決めました。
この中国の措置は、日本などの先進国は廃プラスチックの受 け皿を失ういます。
これらの行き場を失ったプラスチックは、今度はマレーシア などの東南アジアの国々に輸出されていく事になりました。
2017年までは中国だった、 日本の廃プラスチックの輸出先の1位は、マレーシアになりました。
2019年のデータでは、マレーシアへの輸出は年間約26万トン に増え、 中国への輸出量は約2万トンに減りました。
中国に輸出した量の13倍、 マレーシアへプラスチックゴミを 輸出した事になります。 環境汚染の問題が発
当然、これらの国でも労働環境の問題、 生する事になります。
投稿写真の場所は、 僕が実際に訪れた、 マレーシアの首都中心部から車で1時間もかからないゴミ処理場です。
生まれてから今まで嗅いだ事のない、 生ゴミと排気ガスと燃え るプラスチックが混ざったような悪臭で、 15分もいられませ んでした。
場所はマレーシアですが、 ゴミは日本などの先進国が出した もので、働いている人たちはバングラデシュ人でした。
社会の縮図を見たような気持ちになりました。
もし日本国内でこれが行われていたなら、とっくの昔に人権問 題や公害に発展していた事でしょうが、海外だとまるでなか った事のよう。
2019年、この状況にも転機が訪れました。
『バーゼル条約(廃棄物の国境移動に関する国際規制)』 が改 正され、今までのような海外への輸出が困難になりました。
「自分たちの出したゴミは、自分たちで処理しなければならないという『自国内処理の原則』 に立ち返らなければなら なくなりました。
現在日本でも、政府も企業もプラスチックゴミの削減に以前よ りは力を入れるようになってきましたが、こういう背景も理由 の1つだと思います。
プラスチックゴミの削減に取り組む事に関しては、賛否両論を 耳にしますが、単純に、 事実として限界が来ているように思い ます。
このまま放っておいたら、 日本は 「ゴミの国」 に、地球は「ゴミの惑星」になるかもしれません。
「臭い物にはフタをする」 というコトワザがありますが、 フ タすらしきれなくなり、 臭い物が溢れ出してくる日もそう遠くないでしょう。
ここに書いたように、管理や処理には限界が来ているので、ど うしても「3R」の1つ目、 『Reduce (減らす)』 が重要になって くると思います。
「蛇口の元栓を閉める」 という感覚が求められています。
プラスチックだったものを紙に変える動きも進んでいますが...
見直すべきは素材より、 利便性と清潔感だけを追求し、 その代償からは目を背ける自分の価値観や生き方。
そして、「使い捨て文化」 の方でしょう。
(参考: 独立行政法人 『国民生活センター 』)
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